卒業生紹介

2020年度 本科1年卒業

着物のタイトル

明るい方へ

 

制作の意図・背景

金子みすゞさんの詩「明るい方へ」をイメージしました。紫から黄色、黄色から白へと光に向かって上昇して行く。織っているうちに自分の内側が浄化されて行きました。そして、自分の外側に見える景色も姿を変えました。それでも、人の温もりだけは変わらずここにありました。今までも、これからもずっと、気が付けばここはあたたかい世界です。

 

染織への思い

私にとって染織は、セラピーです。植物もお蚕さんも鉱物も、水も空気も、機も道具も、糸や裂を照らす日の光も、みんなみんな優秀なセラピストです。そして、先生方や仲間たち。出来上がった作品は、しっとりと心地よく私を包んでくれました。染織は、明らかに私を変えてくれました。見える景色も変わりました。「世界は、自分が思うよりもずっと優しい」と気づかせてくれました。これからも、このまま優しい世界の中でずっと暮らして行けたらいいなと思っています。

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